お一人様用テントおすすめ12選!

お一人様用テントを選ぶときは、アウトドアの種類と、自分のスキルに合わせる必要があります。慣れていない人と慣れている人では、設営にかかる時間や手間が大幅に変わるためです。一人用テントの種類や設営方法の違いから、おすすめテントまでを紹介します。

目次


  • 1 一人用テントを選ぶときのチェックポイント
  • 2 リーズナブルな一人用テント
  • 3 設営が簡単!自立式の一人用テント
  • 4 コンパクトに収納できる非自立式の一人用テント
  • 5 高性能な非自立式の一人用テント
  • 6 高性能な自立式の一人用テント
  • 7 まとめ
  • 8 関連特集

一人用テントを選ぶときのチェックポイント


参考記事「テントはワンポールかドームか!? 両方愛用中だからこそわかるメリットと注意点」


一人で気ままにアウトドアを楽しむためには、快適なテントが欠かせません。一人用テントを選ぶときに、チェックすべきポイントを紹介します。アウトドアの目的に合ったテントを探しましょう。

フライシートの有無と自立式かどうか

テントはシートで作る壁と、設営方式に種類があります。まずは壁の種類を見てみましょう。
  • シングルウォール:シート1枚で壁を作る。軽量でコンパクトだが、結露しやすい。
  • ダブルウォール:インナーテントとフライシートの2重構造。通気性がよいが、シングルに比べ重い。
前室が作れて快適に過ごせる、ダブルウォールが一般的です。快適性よりも携帯性を重視する場合は、シングルウォールが向いています。

次に設営方式です。テントの形と設営にかかる時間に差が出ます。
  • 自立式:ポールを装着するだけで立ち上がる。設営が簡単だが、重量がある。
  • 非自立式:ペグやガイドラインを使用してテントを立てる。設営技術が必要だが、軽量。

使用用途に合わせたスペックかどうか

一人用テントを探すときは、携帯性や設営の手軽さだけでなく、使用用途に合ったスペックかどうかも、チェックしましょう。
  • キャンプ:快適性を重視。前室や居住スペースの広さや高さに注目。
  • ツーリング:積載量を考え、携帯性を重視。前室が広いとバイクを収納できる。
  • 登山:バックパックに入れたときの軽量性と、収納性を重視。強度にも注目。
テントの使用時に快適に過ごせることも大切ですが、一人で行動することを考えると、携帯性も重要です。無理なく運べるサイズを選び、移動時の負担を減らしましょう。

耐水性・遮光性も重視

テントの中で快適に過ごすために、耐水性や遮光性もチェックしましょう。

テント泊する際に必要な耐水圧は1,500mm以上を目安に。それより低い耐水圧だと、強い雨が降るとテント内が浸水してしまうおそれもあります。

また、UVカット率や遮光率にも注目しましょう。UVカット率は%もしくはUPF値、遮光率は%で表されます。どれも数値が高いほど性能がよく、テント内に届く紫外線や光を遮断します。

 
 

UV加工がしてあるテントは、日中過ごしやすいだけではありません。紫外線を遮ることで、テントやアウトドア用品の劣化を遅らせることも可能です。

リーズナブルな一人用テント


参考:この夏絶対に手に入れたい!アウトドアの達人がおすすめする快適ソロテント 8


リーズナブルな価格で購入できる、ダブルウォールの一人用テントです。軽量性と携帯性を重視した、コンパクトなトンネル構造のテントと、前室でくつろぐ余裕があるテントを紹介します。

ジャックウルフスキン「GOSSAMER」

シンプルなトンネル構造の、ダブルウォール自立式の一人用テントです。フライシートの耐水圧は約4,000mmで、UPF40+のUVカット素材を使用しています。フロア素材は耐水圧約1万mmなので、大雨でも水もれの心配がありません。

インナーテントにはメッシュ素材を使用し、単独使用が可能で、暑い時期の夜は蚊帳のように使えます。ポールは軽量なアルミ製を使用し、総重量は約1.75kgと軽量です。
  • 商品名:ジャックウルフスキン「GOSSAMER」

ジャックウルフスキン
GOSSAMER

重さ:1750 g








コールマン「ツーリングドーム/ST+」

コールマン定番のテント『ツーリングドーム ST』に、強力な遮光性・UVカット機能を搭載した、ダブルウォールの一人用テントです。

フライシートにPU防水を備え、耐水圧は約3,000mmです。また、『ダークルームテクノロジー・UVPRO機能』で、日差しを強力に遮ります。日光によるテント内の温度上昇を抑えるうえに、暗さを保つので、快適な睡眠時間を確保できるでしょう。

広い前室が特徴的で、荷物を置いたり、イスを設置してくつろいだりできます。
    • 商品名:コールマン「ツーリングドーム/ST+」

コールマン
ツーリングドーム/ST+

本体サイズ:約265×210×110(h)cm  収納時サイズ:約φ19×49cm  重量:約5kg








スナグパック「イオノスフィア」

ツーポールでワンドア設計を採用した、トンネル構造の自立式一人用テントです。DAC社製のアルミポールを使用し、重量が約1.6kgと、軽量化を実現しています。

ダブルウォールで、フライシートは耐水圧が約5,000mm、縫い目は防水補強されており、高い耐水性能です。インナーテントはメッシュ素材の蚊帳仕様なので、暑い夜でも通気性を保って眠れるでしょう。

軽量で設営が簡単なので、キャンプ初心者から、コンパクト性と頑丈さを求める登山家まで、幅広く使われています。
    • 商品名:スナグパック「イオノスフィア」

スナグパック
イオノスフィア

サイズ/収納時 : 直径48×長さ14cm、展開サイズ : 縦265×横100×高さ80cm  重量/1.52kg








設営が簡単!自立式の一人用テント



簡単に設営できる自立式ながら、快適に過ごせる工夫が凝らされている、一人用テントです。コンパクト性にこだわったテントと、前室の空間にこだわったテントを紹介します。

モンベル「ムーンライト テント1」

簡単に設営できることがコンセプトの、ロングセラーモデルです。従来の『ムーンライトテント』よりも大幅に軽量化され、居住空間が広くなっている、ダブルウォール一人用テントです。

フロアシートは耐水圧が約2,000mm、フライシートは耐水圧が約1,500mmです。フロアシート・フライシート・インナーテント全てに、難燃加工が施してあります。コンパクトながら前室が設置できるので、靴のような小さい荷物を置けます。

ポールの素材はアルミニウム合金を使用しているので、総重量は約1.71kgと軽量です。
  • 商品名:モンベル「ムーンライト テント1」
  • ニーモ「ホーネットストーム 1P」
本体重量が約760gと軽量ながら、快適性と居住性を保って設計された、ダブルウォールの一人用テントです。

インナーテントの素材に『ブリーザブルナイロン』を採用し、風や冷気を防ぎます。ドア部分はメッシュと2重構造になっているので、暑いときや湿気が気になるときは、換気が可能です。

 
 

インナーテント上部は『フライバー ボリューマイジングクリップ』が配置され、テント内の空間を拡大しています。また、これはフライシートのテンションを、均一に保つ効果もあります。
  • 商品名:ニーモ「ホーネットストーム 1P」

ニーモ
ホーネットストーム 1P

重量: 760g











ロゴス「Tradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO-BA」

収納時の幅が約60cmと、バイクの荷台に積みやすい設計がツーリングにうれしい、ダブルウォールの一人用テントです。

前室が張り出すように設計されており、広い居住空間を確保できます。別売りのキャノピーポールや、ツーリングタープを使用すれば、駐輪スペースにもなります。

 
 

フライシートは耐水圧約2,000mmで、防水・はっ水・難燃・UVカット加工が施してあります。総重量は約4.7kgです。インナーテントはロゴス独自のC型ドアと、テント上部にベンチレーションが設けられています。
  • 商品名:ロゴス「Tradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO-BA」

ロゴス
Tradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO-BA

サイズ:210 x 290 x 123 cm 重量: 4.08 kg








コンパクトに収納できる非自立式の一人用テント



非自立式なので設営に慣れが必要ですが、非自立式ならではの自由な設計が特徴です。ソロキャンプをゆったり楽しみたい人に向いています。

テンマクデザイン「サーカスTC コンフォートソロ」

出入口が2カ所あり、風通しがよく快適な一人用テントです。シングルウォールながら、フロントフラップが装備されているので、メッシュでもフルクローズでも使用が可能です。

全辺にスカートがついているので外気が入りにくく、天井部のベンチレーションで、結露を低減します。また、シートの素材はTC素材・綿混紡なので、遮光性と通気性を両立しています。

最高点の高さが約230cmもあることが、『サーカスTC コンフォートソロ』の特徴です。立ったまま着替えができる高さですが、広すぎないため、寒い時期は暖気を逃がしません。
  • 商品名:テンマクデザイン「サーカスTC コンフォートソロ」

テンマクデザイン
サーカスTC コンフォートソロ

サイズ(約):362×340×(H)230cm(フロント跳ね上げ部含まず) 収納サイズ(約):57×Φ24cm 総重量:(約)11.28kg(幕体5.86kg、ポール2.99kg)








スノーピーク「ヘキサイーズ 1」

タープのような大きいフライシートが特徴的な、ダブルウォールの一人用テントです。前後から出入りできて便利なうえ、通気性も抜群です。

変形六角形のタープとしても設営できるフライシートは耐水圧約3,000mmで、テフロンはっ水加工・遮光ピグメントPUコーティングが施されています。雨の日でも日差しが強い日でも、快適にキャンプを楽しめるでしょう。ドアパネルとボトムは、耐水圧が約1,800mmです。

インナーテントの設営はフライシートにつり下げ、コーナーを固定するだけで簡単です。
  • 商品名:スノーピーク「ヘキサイーズ 1」

スノーピーク
ヘキサイーズ 1

キャリーバッグサイズ:62×19×23(h)cm  重量:5.2kg








高性能な非自立式の一人用テント


参考記事「ソロキャンプで必要な道具や選び方を解説。おすすめ商品も14個紹介」


雨の日や日差しが強い日に快適に過ごせる、高性能な一人用テントです。ピラミッド型がかわいいテントと、広い出入口が便利なテントを紹介します。

ホールアース「アース ピノマッド」

ピラミッドのような形が特徴的な、ティピー型でダブルウォールの一人用テントです。コットン混紡素材を採用しているので、遮光性が高いうえに、難燃効果もあります。

付属のキャノピーポールを使用して、前面パネルを跳ね上げれば、大きな前室が確保できます。フライシート下部には、雨や外気の侵入を防ぐスカート、上部にはベンチレーションが設計されているので、通気性は抜群です。

 
 

インナーテントはフライシートを設置した後、内側につり下げるだけです。フロアの床面は耐水圧約3,000mmなので、浸水を防ぎます。
  • 商品名:ホールアース「アース ピノマッド」

ホールアース
アース ピノマッド

使用時サイズ:フライシート(約)W240xD240xH150cm インナーテント(約)W220xD100xH135cm 収納サイズ:(約)W54xD24xH24cm 重量(付属品含む):(約)6.0kg








キャプテンスタッグ「トレッカー キャンプベースソロUV」

前後が同じデザインで迷わず設営ができる、ダブルウォールの一人用テントです。フライシートの長辺部分に、前後に張り出しできるキャノピーを装備しています。キャンプや野外フェスなど、アウトドアでくつろぎ空間がほしいときに活躍するでしょう。

インナーテントはつり下げ式で、窓部分は通気性に優れたメッシュ素材です。長辺部の大型出入口をはじめ、全部で4カ所の出入口が設計してあります。

フライシートは約2,000mm、フロアは約3,000mmの防水加工が施されています。
    • 商品名:キャプテンスタッグ「トレッカー キャンプベースソロUV

キャプテンスタッグ
トレッカー キャンプベースソロUV

製品サイズ:(約)フライ/380×190×H110cm、インナー/210×90×H100cm パッキングサイズ:(約)66×15×15cm 製品重量:(約)3.8kg








高性能な自立式の一人用テント



設営が簡単でコンパクトながら、オールラウンドで使用できる、高性能な自立式のテントです。トレッキングや登山など、厳しい環境で使いたい人に向いています。

ゼログラム「BLACK BUTTE 1P」

インナーテント4辺の上部がメッシュ素材の、ダブルウォール設計です。単品使いのときは天井から景色を楽しみながら、プライバシーをある程度守れる一人用テントです。

フライシートには大きなベンチレーションが配置され、結露を防ぎます。ガイラインループ・ガイライン・ベンチレーションの裾には、リフレクティブテープが使われているので、夜間の視認性を確保しています。

 
 

前に張り出した前室が、テント内の居住空間を確保しており、快適です。総重量は約2kgと軽量で、持ち運びに便利なテントでしょう。
  • 商品名:ゼログラム「BLACK BUTTE 1P」

ゼログラム
BLACK BUTTE 1P

サイズ:フロア210x100x100cm(インナーテント)パッキングサイズ42 x 16 x 16cm








ファイントラック「カミナドーム1」

4シーズンに対応できる、高性能な山岳向け一人用テントです。コンパクト性と軽量性を兼ね備えているので、バックパックの容量を圧迫しません。収納形状が長方形になるので、きれいにパッキングできる省スペース設計です。

コンパクトな自立タイプながら、長辺側に出入口を設けることで、広い前室を確保しています。

使用しているナイロン生地は、強度と耐摩耗性に優れています。前室を張った状態で出入りができる『ダブルスライダーファスナー』も便利です。総重量は約1.28kgと軽量です。
  • 商品名:ファイントラック「カミナドーム1」

ファイントラック
カミナドーム1

サイズ:間口205×奥行90×高さ100cm(収納時:本体8×15×25cm、ポール39cm) 重量:1,270g


一人用テントのおすすめ商品比較一覧表

 

商品
販売サイト おすすめポイント

ギアトップ

テント ファスナー進化版 イエロー

雨や風の吹込みを防いでくれるスカート付き

カワセ

バンドック ソロドーム BDK-08 収納ケース付 A.ブルー

ポケットやランタン用フックなどの機能が充実している

モンベル

テント クロノスドーム1型 ブルー

難熱加工素材で火の粉が飛んできても燃えにくい

ビーズ

DOD ライダーズワンタッチテント ブラック

ロープを引くだけで簡単に設置できるワンタッチテント

ネイチャーハイク

テント ソロテント 20Dコヨーテ色

コンパクトに収納できて自転車での一人旅にもおすすめ

コールマン

テント クイックアップドーム グレー

高い遮光性で熱がこもるのを防いで快適に過ごせる

Sturm Handels

ミルテック RECOM TENT オリーブドラブ

左右についた換気口でテント内の湿気を排出できる

キャプテンスタッグ

ソロテント ホワイト 1人

スペースを広く使える前室付きのテント

モチヅキ

エムエスアール バックパッキングテント グランドシート(フットプリント)付 グレー

厚みのある生地で耐久性の高いオールシーズン対応テント

ロゴス

Black UV ポップフルシェルター ブラック

高い遮光率で外の光をしっかり遮断してくれる

カワセ

バンドック BUNDOK(バンドック) ソロティピー1 BDK-75KA C.カーキ

ポール1本で簡単に自立するワンポールテント

ネイチャーハイク

テント 専用グランドシート付 ネイビー

一人でも簡単に組み立てられる超軽量タイプ

ワンティグリス

スーパーシェルター グリーン

軽量で扱いやすくソロキャンプにおすすめ

スノーピーク

ソロテント&タープ ヘキサイーズ 1 SDI-101 ブラウン

付属のタープでゆったりした前室をつくれる

ギアトップ

ソロワンポールテント 900g 緑

収納時には片手に収まるコンパクトサイズ

イワタニ・プリムス

ニーモ・イクイップメント ホーネットストーム NM-HNTST-1P 無

ブリーザブルナイロン採用で冬のキャンプなどにおすすめ
  • 掲載している参考価格・スペック等の情報について、万全の保証はいたしかねます。詳細な商品情報については、購入前に各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
  • 比較表内の空欄部分は調査中です。







まとめ

一人用テントを選ぶときは、フライシートの有無と、設営方式をチェックしましょう。シート1枚のシングルウォールは、軽量ですが結露しやすく、シートを2枚使うダブルウォールは、通気性がよいですが、重くなります。

テントの設営に慣れていない人は、設営が簡単な自立式がよいでしょう。アウトドア中級者や、テントの形にこだわりがある人は、デザインに幅がある非自立式がおすすめです。

快適に過ごせるテントを見つけて、ソロキャンプを楽しみましょう。

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